早期技能者育成のためのショート・ムービー・ソリューション
早送りしたくなるような映像マニュアルを作っていませんか?
映像制作で重要なことは、コツを捉えた短い映像です。
●ショート・ムービー・ソリューションとは
技能教育のポイントを押さえた“短時間映像(ショート・ムービー)”にて、技能力の早期向上と技能課題の早期解決を行うソリューションのことです。
また、技能課題の発見と解決策を導き出すことにも、ショート・ムービーは重要なツールとなります。
●ショート・ムービー・ソリューションの特徴
分かりやすいことを意識すると、どうしても丁寧で長時間映像マニュアルを作ってしまいます。しかし、10分を越えるような映像は、集中力が落ち教育効果は低下してしまいます。そのため、弊社では、動作のポイントを押さえた短時間の映像を意識して制作します。
また、「分かる」と「できる」は別ものです。速くできるようになるためには「気づき」が重要です。では、気づきを促すにはどうすればよいのでしょうか。それには、映像が有効なツールになります。ただし、気づきを促すには、作業時の映像の撮り方、編集のやり方、そして教え方に工夫、そして短時間の映像が必要です。
弊社で提供する「気づき映像」は、技能力の早期向上を目的とした「撮影」、「編集」、「教え方」に対して多くの経験から蓄積されたノウハウに基づいて作られます。
垂直面に対する溶接の作業はどの角度が撮るのがいいのか、映像を用いて気づきにはどのような編集が有効なのか、作業のやり方と出来映えの関係をどのように示せばいいのかなど、ちょっとしたノウハウが技能力向上スピードに影響を与えてしまいます。
・ポイントを押さえた短時間な映像
・気づきを促す「撮影」、「編集」、「教え方」についての経験に基づいたノウハウ
●技能の特性
・習字を例に採り、技能の特性について解説してみます。
・習字の上達には繰り返しの練習が必要であり、時間のかかるものです。
・手本を見て、真似することから始まりますが、最初から手本通りに書ける人はいません。その理由は、書くときの姿勢、筆を持つ腕の角度、添える手の位置、筆の握り方、筆の角度、筆圧の加減、書く速度など、多数の要素が出来映えに影響しているためです。
・では、手本となる習字を書いている先生の映像を示すことは効果があるでしょうか。ある程度の効果はあるものの、それだけでは上達を速めることはできません。理由は、手本動画を見ただけでは、自分で何が問題なのかが分からないため、動作の改善ポイントが分からないためです。
・また、先生が各個人に書き方をリアルで教えるやり方はどうでしょうか。手本映像に比べれば上達速度は高まります。しかし、動作を強制されて書くだけは、残念ながら自分の問題点に気づかないのです。そのため、上達には、やはり時間がかかってしまいます。また、一人一人に教えるため、教育の効率は低くなるという問題もあります。
・以上のことから、技能には次のような特性があることが分かります。
技能は、自分で動作の問題に気づかないと上達しない